第3回ルミオンコンペティション作品投票

作品詳細

作品

コミュニティーホール

松林のコミュニティー製織場 Pine Hall Kirirom。
コンセプトは多彩な織物の様、他分野や多才が紡がれ革新が生まれるよう考慮。
・建築は林に隠れるよう低位置に設置。L2カフェ&Workは公共区。
L1&B1は有料図書とし階層で分割。
・熱気と日差し対策とし、全方位格子窓/ドーム天井と大庇/貯水槽の冷機上昇を考慮。
有料区は空調有。
・雨天を考慮し、庇下デッキ/180m空中回廊。またエアータワーの湿気吸収とメンテフリー屋根も考慮※パース。
・内装はコスト抑制/滞在型を考慮し温もりを感じるラスティックモダン。
L2天井は伝統織物を装飾。照明により植栽の影を投影、森にいる雰囲気を演出。
・景観は勾配を活用、飽きがこない様、空・地・水の三区に分区。
・自前でプログラム更新が可能な強みを活かしたイルミショーは毎年少しずつ広げ、大学の技術宣伝・育成・収入源に繋げたい。
・織物、松傘、象、粽、緑化柱等の採用は話題性とキリロムへの理解や親しみを考慮した。

  • コミュニティーホール
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講評

「テンポを速くしなければ」という強迫観念に囚われすぎてカット変わりやカメラワークが目まぐるしく、特に冒頭のテロップ等の情報は読めませんし全く頭に入ってきません。また、不必要にカメラが動くので視線をどこに誘導したいのかが分からず、折角の建築デザインも頭に入ってきません。せっかく、建築デザインや各カットの映像自体はしっかり作り込んであるのにとても勿体無いと思います。映像制作を始めたばかりだと、作り込んだものを何もかも見せたいという気持ちになりがちですが、テーマに沿って「どこがポイントなのか」を絞り、そこをしっかりじっくり見せることを心がけられると良いかと思います。カメラワークについては、CGとは言え物理的に現実世界ではやらないようなカメラワークはやはり、観客の目に馴染まないことが多いですので、実際にレールを敷いたりドローンを飛ばしたりしているつもりでカメラワークの設計をされると良いと思います。